新規製剤や投与デバイスを用いた医薬品開発について調査結果を発表

2024-10-28  /  プレスリリース

~LCM成功の鍵を握る、製剤・投与デバイスを取り込んだ医薬品の開発戦略~

調査結果のポイント

  • 経口ペプチド製剤のブロックバスター化など、製剤・デバイス業界が活発化!!
  • 次世代製剤・デバイスの利用対象モダリティは、低分子医薬品が中心!!
  • 様々な社会的要因が、次世代製剤・投与デバイス開発を後押し!!

 ライフサイエンス・メディカル分野のリサーチ・コンサルティングを専門に行う株式会社BBブリッジ(神奈川県平塚市、代表取締役 番場聖)は、医薬品のLCM(製品ライフサイクルマネージメント)成功の鍵を握る製剤技術・投与デバイス技術を対象に、最新の技術開発動向や各企業のビジネス動向、開発パイプラインの動向などについて調査・分析を行い、その結果を発表しました。調査結果のポイントは以下の通りです。

1.経口ペプチド製剤のブロックバスター化など、製剤・デバイス業界が活発化!!

 前回当社が同様のレポートを発刊した2019年5月から、今回のレポート作成終了時期である2024年10月までの、次世代製剤・投与デバイス業界における主な動きについて、以下にまとめました。経口ペプチド医薬品の商業的成功は、業界において最もインパクトの大きい出来事の1つです。


2.次世代製剤・デバイスの利用対象モダリティは、低分子医薬品が中心!!

 次世代製剤技術・投与デバイスが利用される医薬品について、現状では「低分子医薬品」が58%と最も多い。低分子医薬品は脳神経疾患やがんなど幅広い疾患で開発が進められており、差別化や機能向上のため、次世代製剤技術・投与デバイスが利用されています。
 次いで多いのは「ペプチド医薬品」であり、26%を占めています。ペプチド医薬品はインスリンに代表される投与頻度が高いものが多く、皮下注⇒経口という研究が多く行われています。「バイオ医薬品(抗体医薬品・タンパク医薬品)」は16%を占めるに留まっており、主な内容は静注⇒皮下注への変更ですが、近年では経口投与のバイオ医薬品開発も進められています。

 

3.様々な社会的要因が、次世代製剤・投与デバイス開発を後押し!!

 次世代製剤・投与デバイスを取り巻く業界の環境について、以下にまとめました(オリジナルの図表を一部改変しています)。患者、②医療現場、③製薬・医療機器企業、④行政(国・政府)の4つの立場のいずれも、新たな製剤やデバイス開発を後押しする環境にあります。
 最も大きいのが、「高齢化による患者増加と、セルフケアの推進」です。今後、日本を含めて高齢化がさらに進み、医療費が増大する中で、患者自身によるセルフケアを支援することで、患者のQOL向上と医療費抑制の両方を達成できる可能性があります。
 いずれにしても、次世代製剤・デバイスを取り巻く医療業界の環境は、開発側にとって非常にポジティブな状況です。製薬企業・医療機器企業共に、新たな製剤・デバイスを取り込んだ開発が積極的に進められることが予想され、関連ビジネスも今後さらに拡大することが期待されます。

 
 なお、本調査は㈱BBブリッジが作成した技術・市場調査レポート「2025年版 次世代製剤技術・投与デバイスを活用した医薬品開発の将来展望(2024年10月29日発刊)」において実施されたものです。詳細についてお知りになりたい方は、当該レポートをご参照ください。

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