再生医療・細胞医薬品の製造技術・ビジネス動向について調査結果を発表

2025-04-02  /  プレスリリース

~自動製造装置など新たな技術が普及する細胞製造ビジネスの展望~

調査結果のポイント

  • 新製品の開発やM&A増加など、細胞製品製造業界はさらに活発化!
  • 製品・サービス市場は、製造関連装置が23%、生理活性物質が22%を占める
  • 日本市場は2035年に2024年の3.6倍まで成長!

 ライフサイエンス・メディカル分野のリサーチ・コンサルティングを専門に行う株式会社BBブリッジ(神奈川県平塚市、代表取締役 番場聖)は、CAR-Tに代表される再生医療・細胞医薬品(併せて細胞製品と記載)の製造技術・製造ビジネスについて、製品・サービス開発の最新動向や世界の関連企業の動き、CDMO業界の動向や、製造関連市場の展望について調査・分析を行い、その結果を発表しました。調査結果のポイントは以下の通りです。

1.新製品の開発やM&A増加など、細胞製品製造業界はさらに活発化!

 近年、細胞製品の製造ビジネス業界においては、様々な動きがありました。特に細胞製品の開発進展やCAR-Tのブロックバスター登場、卓上型自動製造装置の開発・普及などは、今後の業界に大きな影響を与えると思われます。

2.製品・サービス市場は、製造関連装置が23%、生理活性物質が22%を占める

 細胞製品の普及拡大に伴い、製造関連製品・サービス市場も順調に拡大しています。製造関連製品・サービス市場において、最も大きいのは「細胞分離・細胞培養・自動培養装置」などの装置類であり、全体の23%を占めます。次いで大きいのは「生理活性物質」であり、22%を占めます。生理活性物質は培養時に少量使用されますが、高価であり市場の占有比率は高いです。
 今後、細胞製造ビジネスが拡大するにつれ、「生理活性物質」や「培地」、「シングルユース製品」など消耗品の比率が高まると予想されます。


 

3.日本市場は2035年に2024年の3.6倍まで成長!

 製品製造に使用される製造関連製品・サービスの日本市場(日本で消費される関連製品・サービス)について、2035年には2024年の約3.6倍まで成長すると予測しました。
 日本では独自の再生医療等製品として、テムセル、ジェイス、ジャック、ステミラック、ネピックなどがあり、市場を押し上げています。さらに日本でも5つのCAR-T製品が承認され、その多くが日本でも一部製造されていることから、市場拡大に寄与しています。
さらに日本では、iPS細胞を用いた細胞製品の臨床開発も進んでおり、「条件および期限付き早期承認制度」など、細胞製品が活用できる特別な承認審査制度も整っています。今後も医療ニーズの高い疾患において、世界の中でも日本で最初に承認される製品が複数登場することが予想されます
 一方、製造関連製品・サービス市場におけるサプライヤーは、圧倒的に外資系企業が強く、日本企業の存在感は今のところ大きくはありません。今後、日本政府が重点分野だと認識している再生医療において、日本企業がどれだけ存在感を示すことができるか、注目されます。

※ 製造関連製品・サービスの内訳
細胞分離装置・細胞培養装置(自動製造装置)、生理活性物質、培地、シングルユース製品、品質関連装置・試薬、サプライチェーン・ロジスティクス

 
 なお、本調査は㈱BBブリッジが作成した技術・市場調査レポート「2025年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望(2025年3月25日発刊)」において実施されたものです。詳細についてお知りになりたい方は、当該レポートをご参照ください。。

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